フレッシュメン
1、
舞台は夜、あたりは薄暗く、静かだ。
その中に何人かの人影がある。戦闘員とタナカだ。
タナカ:ウフッ、ウフフフッ、アーッハハハハハハ!!
波 :な、何事ですか?いきなり
タナカ:ウフフ、これから起こることを考えると、ウフフフ、笑いが止まらないのよ
風 :今回の計画のことですか?
タナカ:そのとーり!このアタシ、タナカの考えた、ワンダフルでエキサイティングな今
回のプランの事よ
虹 :それは、どのような計画なのですか?
タナカ:ウフフ、そこまで言うなら教えてあげるわ。今回のターゲットはココよ!
虹 :ココは、あの噂の首都水道局
タナカ:そう、つい最近完成したこの水道局。今や東京中の水道をまとめて管理している。
ココから伸びている水道管全部に、コレを混ぜてやるのよ
風 :それは
タナカ:コレは、アタシの開発したアルコール度数400%のDXウォッカ。一口飲めば
アタシの愛の力でみーんなイチコロよ
波 :(小声で)気色悪さでな・・・
タナカ:何か言った?
波 :いえ、なにも
タナカ:とにかく、コレを水道水に混ぜれば、東京中の人間がハッピーパラダイスにフォ
ーリンラヴ。大パニックになるわけよ
風 :なるほど
タナカ:それに、もしヤツらに基地が東京にあるとすれば、ヤツらだってメロメロ。そう
なったら一気に!叩きのめすことができるってわけなのよ
虹 :さすがは、秘密結社「ザイド」の次期大司令
タナカ:アーッハハハハ!これでヤツらもオシマイだわ!アーッハハハハ!!
声 :そう、簡単にいくかな?
波 :いやぁ、無理だと思うんですけどね
タナカ:何ノセられてるのよ!このオバカ!
風 :誰だ!
虹 :姿をあらわせ!
少し間を置いて、上手にハルヤマ登場
タナカ :ア、アンタは!?
ハルヤマ:地球戦隊・フレッシュメン!
タナカ :やはり現れたわね、フレッシュメン
ハルヤマ:そのオカマ口調。「ザイド」の幹部、スズキだな!
波 :違う、ヤマダだぁ!
タナカ :タナカよ、タ・ナ・カ!!
ハルヤマ:とにかく、おまえらの好きなようにはさせない!
タナカ :飛んで火にいるなんとやらね、たった一人で何ができるのかしら?
ハルヤマ:オマエらに勝てる!
タナカ :ウフフ、言ってくれるじゃない。じゃあ聞くけど、地球戦隊なのに、どうして
一人しかいないのかしら?
ハルヤマ:それは・・・
悪・全員:それは?
ハルヤマ:新入隊員がゼロだったんだぁ!!
少しの間
タナカ :それは切実な問題ね。まるで木更津高専演劇部のようだわ
ハルヤマ:わかってくれるか
タナカ :ええ・・・って、何しんみりしちゃってるのよ!ひょっとしてアンタ!コレも
作戦ね?
ハルヤマ:いや、別に
風 :そういうわけじゃ
虹 :ないと思うのですが・・・
タナカ :っるさいわねぇ、おだまり!!イイコト、フレッシュメン。コレでアンタもオ
シマイね。オマエたち、やっておしまい!!
戦・全員:ハッ!
戦闘員、ハルヤマを囲む
ハルヤマ:ココで、TVとかなら一対複数の立ち回りがあるんだろうが、セオリー通りじ
ゃつまらない
タナカ :だったら、面白くしてもらおうじゃない
ハルヤマ:そのつもりさ
ハルヤマ、ホルスターから銃を抜く
ハルヤマ:アルファブラスター!!
ストップモーション
声 :説明しよう!フレッシュメン・ハルヤマが取り出したのは最新鋭ハンドガン、
US−O800である。この武器は、内蔵された小型マイクに決まった言葉を入
力することで、それぞれ異なる五つの効果を発揮する、ハイテクマシンなのだ!
戦闘員三人、立て続けに撃たれる。その場に倒れる
タナカ :な?
ハルヤマ:安心しろ・・・みね打ちだ
タナカ :今、思いっきり撃ったじゃないのよ!その銃で!
ハルヤマ:じゃあ、みね打ちのようなものだ。アルファブラスターの効果は電気ショック
タナカ :だからなんだって言うのよ!キィー!!このアタシをバカにしてるわね。コレ
でも喰らいな!
ハルヤマ、前転でよけて反撃
タナカ :イッターイ!あぁ・・・アタシのDXウォッカが
ハルヤマ:コレで計画もオジャンだな
タナカ :そんな、アタシの毒針をよけて、さらに攻撃を仕掛けるなんて
ハルヤマ:お望みならば、今度は頭を狙おうか?
タナカ :キィー!覚えてなさい!!
タナカ・戦闘員、逃走
ハルヤマ、無線機を取り出す
ハルヤマ:こちらハルヤマ。・・・ああ、オマエの情報どおりだった。・・・これからも、
引き続き任務にあたってくれ。・・・がんばれよ
ハルヤマ、下手に下がる。同時にCO。上手がわにだけ明かりが残る
スーツ姿のカトウが出てくる
2、
カトウ :・・・じゃ、行ってくる。・・・行ってきます。・・・・・はぁ、いくかぁ
カトウ、光の中から出る、上手CO。それと同時に下手に明かりがつく
アメミヤ登場
アメミヤ:マズイなぁ・・・。このままじゃ遅刻しちまう!急がないと。・・・・やっべ!
(逆戻り、写真を手に戻ってくる)忘れるところだった。はぁ、オレ、頑張るか
らな!
3、
アメミヤ走り去る。全体の明かりがFI。上手側からアメミヤ、下手側からカトウが登場
アメミヤ:・・・あっ!
カトウ :ん?
アメミヤ:オマエ、誰だ!
カトウ :は?
アメミヤ:ココは、部外者立ち入り禁止だ!一般人は入ってきちゃだめなんだ
カトウ :いや、関係者なんだが
アメミヤ:どこからどう見ても、立派な一般人じゃないか
カトウ :何だその、「立派な一般人」って?
アメミヤ:とにかく、早くココから出て行け!
カトウ :ふぅ。じゃ、これならどうだ
カトウ、胸ポケットから名刺を出す。アメミヤに手渡す。
アメミヤ:あ、こいつはどうもご丁寧に・・・って名刺じゃねーかこれ!!
カトウ :そうだ
アメミヤ:そうだ、じゃないだろ!ったく、えーと、なんだって?『大司令カトウ』なん
だよこれ・・・って、だ、だ、大司令カトウ!?・・・様
カトウ :そういうことだ
アメミヤ:し、失礼しました!
カトウ :君は戦闘員だろ、朝から大変だな
アメミヤ:そんな恐縮です
カトウ :しかし、君のような熱心な戦闘員がいればこの基地も心配ないだろう
アメミヤ:は、はい
カトウ :頑張れよ、大変だろうがな
アメミヤ:・・・・ありがとうございます、それでは遅刻ギリギリなので失礼します!!
アメミヤ、走り去っていく
カトウ :・・・若さかぁ・・・。しまった、遅刻だ!
4、
カトウも同じく走り去っていく
少し間を置いて、タナカが登場
タナカ :ホラァ!もうすぐ、朝の会議が始まるわよ!集まんなさい!
戦闘員、風・波・虹それぞれ登場。おくれてアメミヤ登場
アメミヤ:スイマセン!おそくなりましたぁ
タナカ :アンタ!また、遅刻?
アメミヤ:スイマセン
タナカ :それに、そのカッコウ!ユニフォームはどうしたの?
アメミヤ:着てるヒマがなくて
タナカ :イイワケはいいわ!早くお座りなさい!イイコト?まもなく、大司令様がお見
えになるわ。失礼のないようにね
カトウ登場
カトウ :スマン、遅れてしまった
タナカ :カトウ様、そのカッコウは・・・
カトウ :着替えているヒマがなくてな
タナカ :そ、そうですか
戦・全員:ぷっくくくくく・・・
タナカ :おだまり!!
カトウ :わかった、わかった。着替えればいいんだろ?まったく、ちょっと待ってろ
カトウ、後ろを向いてマンとを羽織る。
カトウ :待たせたな
全員 :それだけかよ!!
カトウ :いつも、このカッコウだろ
タナカ :まぁ、そうですけど
カトウ :なら問題ないな
タナカ :そうですわね。問題なしですわね。・・・・オホン、それじゃこれから、朝の会
議をはじめるわ!
カトウ :昨夜の報告をたのむ
タナカ :ハッ!波、報告して
波 :昨夜、東京都の、首都水道局を襲う計画でしたが、地球戦隊に阻止されました
カトウ :またか!
タナカ :申し訳ありません。私がその場にいながら・・・
カトウ :なぜいつも、ヤツらにやられてしまうのだ
虹 :あの、いいですか
カトウ :なんだ?
虹 :私の勘違いかもしれませんが。待ち伏せられていたような気が
カトウ :待ち伏せ?
タナカ :なるほど、確かにそんな感じがしないでもないわ!ヤツら、アタシたちがあそ
こを狙うこと、知っていたのかもしれないわ!やけに準備がよかったし
カトウ :準備?
タナカ :風、説明なさい
風 :ヤツらは昨夜、最新の兵器を装備していました。はじめて見る物でしたので対
応しきれずにやられてしまいました。US−O800。(株)KNCTが開発した
ハイテクのハンドガンであることが判明しましたが、それ以上は・・・
波 :確か、アルファブラスターは電気ショックだって言ってたような
風 :そのとおり。その言葉から推測すると、アレにはその他にも様々な効果がある
と思われます
タナカ :電気ショックだけじゃないって事ね
カトウ :新兵器とは厄介だな
タナカ :それだけじゃないわ。もしやと思ってずっと考えていたのよ。なぜヤツらに待
ち伏せされたのか
アメミヤ:まだ、待ち伏せとは
タナカ :チッチッチッ!アレは、絶対に待ち伏せよ。アタシにはわかるわ!
アメミヤ:・・・はぁ
タナカ :考えられるのは
風 :「リーク」ですか
波 :「リーク」?
カトウ :情報漏れか
タナカ :それしかないわ、間違いない
カトウ :ありうるな。で、どうする?
タナカ :テッテー的に調査よ、チョウサ!どこから漏れたか、誰が漏らしたか
カトウ :それしかないだろう。近日中に報告できるよう、調査を進めてくれ
タナカ :わかりました
カトウ :それでは、各自仕事に入ってくれ。解散!
それぞれ去っていく
虹 :さっきから顔色が悪いぜ
アメミヤ:イヤ、別に
タナカ :そこぉ!キリキリ動きなさい!!踏むわよ!!
虹 :ハ、ハイ!
逃げるように消える二人
タナカ :見てなさい、フレッシュメン!次にあった時は必ず・・・アタシのトリコにし
て見せるわ!アーッハハハハハ!!
5、
薄暗い基地内。一人考え事をしているアメミヤ。そこにカトウ登場
カトウ :おっ!こんな時間まで、ご苦労なことだ
アメミヤ:あっ、どうも
カトウ :はぁ・・・・となり、いいかな?
アメミヤ:ええ
カトウ :ヨイショっと。ふぅー
アメミヤ:あの
カトウ :ん?なんだ
アメミヤ:こんな時間まで何をされていたのですか?
カトウ :ふふっ、おかしな話さ。悪の秘密結社「ザイド」の大司令ともあろう私が、こ
んな時間まで残業とは
アメミヤ:残業?大司令がですか?
カトウ :やっぱり、変かぁ
アメミヤ:アッ!イヤ、別に・・・
カトウ :確かに、私は大司令だ。この「ザイド」の最高責任者だ。だが、それと同時に
ココにいる全員の上司でもある。TVなんかでよくある「また、ヤツらにやられ
たのか!ええい役たたずめがぁ!」みたいなことはしたくない。
アメミヤ:でもそれが、普通なんじゃ
カトウ :いいじゃないか。普通じゃない悪党がいたって
アメミヤ:・・・・
カトウ :どうした?
アメミヤ:イヤ、困惑しちゃって
カトウ :ああ、スマン。やる気をくじくようなことを言って
アメミヤ:そういう・・・わけじゃ・・・
カトウ :君らのような戦闘員がいて、その上に「ザイド」が成り立っている。私はこれ
までそう思ってきたし、これからもそうだろう
アメミヤ:・・・・
カトウ :迷うことはない。君は君の仕事をがんばれ
アメミヤ:あ、あの・・・
カトウ :おっと。コレじゃ明日になってしまうな。今日中に家に帰らないと
アメミヤ:おつかれさまです
カトウ :ああ、君も無理するな
6、
カトウ、その場を去る。それを見送るアメミヤ。
暗い中。突然鳴り響く警報。点灯するランプ。何人かの走り回る足音
虹 :侵入者はこっちに・・・な、なんだこれ?
波 :停電?
風 :この区画だけが停電している。そんなことが自然に起こるはず
タナカ :ないわね、絶対に。あきらかに人為的なものよ。おそらく犯人は
風 :侵入者
虹 :ということは!
タナカ :ヤツは、この近くにいるはずよ!ウフフッ、燃えるわぁ・・・・
波 :でも、この暗さじゃ
タナカ :各自、明かりを自分の顔に当てなさい。まずは人数確認よ
虹 :全員、いるみたいだな
風 :タナカ様?
タナカ :何よ?
戦・全員:うわぁ!!!
タナカ :な、どうしたのよ。そんな急に!
波 :バケモノォ!!
タナカ :んだとこらぁ!!!
虹 :落ち着いてください、タナカ様
タナカ :あ、あらやだ。アタシとしたことが、なんてはしたない
風 :そんなことより、これからどうしますか?
タナカ :これから・・・
波 :ちょ、ちょっと!
タナカ :何よ!またアンタなの?
波 :一人、多くないか?
タナカ :・・・ま、まさかそんなぁ。さっき確認したばかりよ
風 :そうだよ、俺たちは全部で四人。ココにはそれ以上
虹 :いるはずないじゃないかぁ・・・。
少しの間
タナカ :もう一度、確認するわよ。(一人ずつ明かりを当てながら)1,2,3,4,5・・・。
1,2,3,4,5・・・・
全員 :エッ?
タナカ :ア、アンタ誰よぉ!!
風 :侵入者だぁ!
虹 :逃がすな!
取り囲まれる侵入者
タナカ :ウフフッ、アーッハハハハハ!まんまと罠にかかったわね!
波 :罠だったんですか?
タナカ :おだまり!ココには出入り口が一つしかないのよ。まさに、袋のミッキーマウ
ス。観念するのね
囲まれた侵入者。ホルスターから銃を抜く
風 :待て!ここの区画にあるものに流れ弾があたったら大変なことになる!!
銃を下ろす侵入者。そして、今度は壁に向かって銃を構える
風 :あっ・・・
タナカ :この、オバカ
周りは動くことができない。そのまま走り去る侵入者
タナカ :追うのよ!早く!!
戦・全員:ハッ!
侵入者の去った方向に走っていくほかの面々
7、
タナカ、登場しながら
タナカ :ハイ!とっとと集まりなさい。これから緊急会議をはじめるわ!キリキリ動き
なさい、キリキリ!
全員集合、カトウも遅れて登場
カトウ :昨夜は一体何があった?
タナカ :第18区画に侵入者が
カトウ :侵入者だと?
タナカ :あと一歩のところで逃げられてしまいました。あと少しだったのに
カトウ :それで、侵入者に付いてわかったことはないか?目的は何だ
虹 :おそらく、内部情報かと
カトウ :それは一体何の情報なんだ
虹 :それは、わかりません
カトウ :・・・ほかには
風 :ヤツは、我々と同じ姿でした
カトウ :戦闘員の制服か
アメミヤ:それじゃ・・・
タナカ :何
アメミヤ:庶務課の倉庫を調べてみた方がいいと思います
カトウ :それはなぜかな?
アメミヤ:戦闘員の制服があるのは、ロッカー室か倉庫だけです。ロッカー室は常に人が
いて見つからずに入るのは不可能。ならば人気のいない倉庫に侵入して、制服を
着れば、ある程度は自由に行動ができます
風 :なるほど。論理的な回答だ
タナカ :あなた、見かけによらずアタマいいわね
アメミヤ:イヤ、それほどでも
タナカ :あとで、あたしの部屋にいらっしゃい
アメミヤ:結構です!
タナカ :・・・あっそ!・・・いいわよ、フン!!
カトウ :話を元に戻すぞ。これから、各自調査を開始してくれ。倉庫を重点的にだ。そ
れと、次の会議までに「フレッシュメンに勝つ方法」をそれぞれ考えてきてくれ
タナカ :死ぬ気で考えてらっしゃい
カトウ :それじゃ解散だ!各自仕事に戻ってくれ
それぞれ去っていく
8、
上手側の明かりに戦闘員とアメミヤが集まる
風 :はぁ、今日も一日お疲れさん!よく頑張ったぞ、オレ
虹 :何だよそれ
風 :自分で自分を誉めてあげるんだ。生きる意欲が湧いてくる
波 :変なの
風 :仕方ないだろ、そうでもしなきゃこんな仕事、続けられないよ
波 :それは言えるね
虹 :オレなんか、最近このロッカー室が妙に落ち着くんだよね
風 :オレもだよ。あーあ、俺たちもう末期かもな
波 :何の?
風 :仕事依存症。いくらつらくても仕事がやめられなくなる、そのくせストレスは
たまっていって、心は休息を求め始める
虹 :でも、仕事はやめられない
波 :そんな病気あったんだ。知ってた?
アメミヤ:え?
虹 :オマエ本当に大丈夫か?
アメミヤ:・・・何が?
風 :最近多いぜ。ボーっとしてること
アメミヤ:大丈夫。ちょっと疲れたかな
風 :ふーん、ならいいけど
虹 :それにしてもよ、昼間のアレ、どう思う?
波 :緊急会議のこと?
虹 :次の会議までにフレッシュメンに勝つ方法を考えて来いとか言うあれだよ。そ
んなに簡単に考えられるなら、今まで負けてるはずないじゃんか。俺はそう思う
んだよ!
風 :確かに、一朝一夕で考えられるものじゃない
波 :でも、何か考えていかないと・・・・。どう思う?
アメミヤ:オレ?
波 :うん。今日の昼間、侵入者が制服を着てたって事について、メチャクチャスゴ
イ推理でさぁ、大司令とかも感心してたじゃん
風 :アレは確かにすごかった
虹 :そうだよ、おまえの意見も聞きたいよな。参考にしたいし
アメミヤ:フレッシュメンは・・・・そう簡単に倒せないんじゃないかなぁ
戦・全員:あたりまえだよ!
アメミヤ:へ?
虹 :倒せないのはあたりまえだって事。だって幹部があのオカマだぜ!そんなこと
は百も承知なんだよ。でも、何か適当でもいいから考えていかないと、またあの
オカマが起こるだろ
アメミヤ:はぁ・・・
波 :はぁ、なんかもう、やめたくなっちゃったなぁ。悪の戦闘員・・・
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